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浅井先輩の日本伝統工芸展新人賞受賞作品が岡山天満屋で!

本日(12/5)から岡山市北区にある岡山天満屋5階美術ギャラリーで開催されている展覧会「漆芸・工芸 啐啄の会(そったくのかい)」に、本校卒業生(9期生)で、今年度の日本伝統工芸展新人賞を受賞した浅井康宏氏の漆芸作品が展示されています。
本日、ご本人様と岡山天満屋様のご許可をいただき、展示作品を撮影させていただきましたので、受賞された作品と他の展示作品の一部をご紹介いたします。
べっ甲、貝、金といったものが浅井氏の緻密な螺鈿技法により漆塗りの箱や器の表面にほどこされ、高貴な輝きを放っているその美しさは言葉には表すことができません。
浅井先輩は現在東京に工房を持ち制作活動をされているとおっしゃっていました。先輩の益々のご活躍を吉備高原学園高等学校は心より応援いたしております。本日はご丁寧にご説明いただき誠にありがとうございました。後輩たちにとっても大きな励みになると思います。
なお「漆芸・工芸 啐啄の会」は、若手作家6人が制作した漆芸・工芸の作品が集められた展覧会です。皆様も是非お寄りいただきご覧ください。
会期などは以下となります。
<漆芸・工芸 啐啄の会>
 会期:平成24年12月5日(水)~11日(火)
         ※最終日は午後4時に閉場。
 会場:岡山天満屋5階美術ギャラリー(岡山市北区表町2-1-1)
    直通電話 086-231-7523


☆蒔絵玳琩薄文宝石箱(今年度の日本伝統工芸展新人賞受賞作品)(表面から側面にかけて螺鈿技法によりほどこされた「べっ甲」が独特の美しさと輝きを放っています.)


☆見事な作品の数々.


☆蒔絵半歯文宝石箱
(正面は雨のイメージ、そして上面と側面にほどこされた湿地に生息しているシダとのこと.
ご出身の鳥取県での風景とのことでした)


☆ちょっとお願いして宝石箱の蓋をあけていただきました.(中も美しくほどこされています)

 
☆蒔絵半歯文香炉合(左)(シダがの周辺の美しい青色の輝きは「水」とのこと)
☆蒔絵玳琩香合(右)(側面のべっ甲が独特の美しさを放っています)