足守藩の大名庭園「近水園」へ校外研修(1年生緑化基礎選択者)(11/13)

 1年生の緑化基礎選択者32名で岡山市北区足守にある「近水園」に校外研修へ行きました。
 晩秋のこの時期、庭園内にはモミジの紅葉が庭園内を鮮やかに彩っていました。
 この庭園は、1600年代(慶長6年頃)の豊臣秀吉が天下を統一していた時代に岡山県にあった岡山藩、庭瀬藩とならぶ足守藩の藩主である木下家の大名庭園で、岡山県下では岡山の後楽園・津山の衆楽園と並ぶ有名な庭園です。
庭園の美しい特徴は、近くを流れる足守川から水を取り入れた池のほとりには数寄屋造り(茶室風の建物)の「吟風閣」が風景と調和して建っていることです。吟風閣からの眺めは、川を隔てた山を借景にした眺望が開け、今も大名庭園であることを堪能することができます。この吟風閣にも入らせていただいた生徒たちは、研修を通して、岡山の歴史の息吹を感じるとともに、近水園をつくりあげた当時の匠たちのすばらしい技術とその庭園への熱い思いを感じ、学びとったことと思います。

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