人権教育講演会を開催(11/9)

 11月月9日(水)、元全日本空輸客室乗務員(元チーフパーサー)で接客研修、マナー研修、キャリア教育等を広島県内の外国語やビジネスの専門学校で教えられている講師で、全員で安心を届ける「All For You」の精神が生んだANAで語り継がれる感動のエピソードの数々を交えて全国各地の企業や団体、学校等での講演をされている吉永由紀子先生をお招きし、『想う心』~「感動サービス」とその先にあるもの~、と題して、講演をしていただきました。客室乗務員であったご経験から乗客への安心いただけるサービス、そして客室乗務員の一番大切な使命である乗客すべての命を守るということを、実体験にもとづき、接するすべての方に対しての心構えとして、「想う心」=「FOR YOU」「ALL FOR YOU」とう言葉に、要所要所で結びつけて、分かりやすく「想う心」の大切さをお話しくださりました。また、先生は、人には縁があり、出会った人たちは自分にとって大切な人たちであり、「想う心」をもち、出会った人たちに勇気をもって一歩踏み出し接すれば、色々な人たちがやがて自分を助けてくれるようになるともおっしゃっていました。ジョークも連発され、時折クイズも交えてのお話を楽しく聴講していた生徒たちですが、まるで飛行機の機内の乗客の一員になってい錯覚を感じるほど臨場感あふれたお話しで、中でも予約受付から航空機の発着陸や客室業務に携わるANAの方たちの、スカーフに包まれた亡き夫の小さな遺骨入れをもち、機内座席に座った老夫人への「想う心」を実践したエピソードでは、客室乗務員のプロでありながらもスカーフに包まれたものが遺骨入れだと気がつかなかった自らの失敗体験(想う心が実践できていなかった)から教訓を得たお話しは、生徒たちも感銘を受け、想う心」の大切さを即座に心に刻んだようです。
 吉永先生、お忙し中、岡山県吉備中央町の吉備高原学園高等学校へお越しいただき、貴重なお話しをお聞かせいただき誠にありがとうございました。

まずは、吉永先生自らのANA採用面接時のエピソード。

まずは、吉永先生自らのANA採用面接時のエピソード。

「for me」ではなく「for you」!

「for me」ではなく「for you」!

板書も混ぜながら分かりやすいお話しを。

板書も混ぜながら分かりやすいお話しを。

「想う心」の実践が、自分を助けてくれる人が現れてくる・・・と。

「想う心」の実践が、自分を助けてくれる人が現れてくる・・・と。

生徒代表が感謝の言葉とお話しから得たことを先生に伝えました。

生徒代表が感謝の言葉とお話しから得たことを先生に伝えました。

花束贈呈、先生は他の高校とはちょっと違い、吉備高原学園の生徒さんたちは、明るく感性の高い生徒さんたちばかりだと・・・

花束贈呈、先生は他の高校とはちょっと違い、吉備高原学園の生徒さんたちは、明るく感性の高い生徒さんたちばかりだと・・・