【校長室】33期生新入生歓迎会に参加して

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25日午後2時より、体育館において、「新入生歓迎会」が行われました。
寮生活は、本校教育の根幹となる特色です。規則正しい生活習慣を確立する絶好のチャンスです。身に付いた生活習慣は、一生の宝となります。本校の寮の良き伝統をしっかり引き継いで、寮生の仲間と共に、規則を守り、充実した寮生活を送ってほしいと願っています。
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本来なら寮行事として、寮の食堂で夜の時間に行われていたそうですが、新型コロナ感染症のために、この形になったそうです。早く本来の姿に戻ってほしいものです。

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以下は、校長あいさつ
皆さんこんにちは。1年生の皆さんは、親元を離れた3年間の高校生活がスタートして約2週間がたちました。今年度は13の府県から88名の新入生がここ吉備高原に集まりました。入寮以来、毎日の寮生活に加えて、町内散策や寮での避難訓練、吉備高原さんさん祭り、そして、国立吉備少年自然の家でのカレー作りと、新しい友達と触れ合う行事がありましたが、少しは吉備高原での生活にもなれましたか?
まだ緊張の中で生活している人もいると思いますが、個人差がありますので、ゆっくりと慣らしてくれればと思います。

さてイギリスには、パブリックスクールとよばれる、全寮制の男子私立学校があり、ウインチェスター校、イートン校、ハロー校、ラグビー校などが有名であり、有名校だけで40数校あります。教育目標は、リーダーとなるべき立派な紳士養成を目的とし、多くの生徒がケンブリッジ、オクスフォードなど名門大学に入学しています。最近は女子も入学できるパブリックスクールもあります。それをまねて日本に取り入れようとした人の一言
いわゆる一つ屋根の下で一つ釜の飯を食うことが、教育上、はたまた人間修行の上にどんなに意味深いものであるかを知っている。多数の人々と一つ釜の飯を食ってみると、他人もわかり自分自身もわかり、ひとづきあいというものがわかってくるはずである。

この歓迎会は、先輩達が1年生の皆さんへ、「頑張れよ」とこの日のために練習を積んで、準備してくれました。新入生は、その気持ちを理解し、しっかりと受け止めてあげてください。最後になりましたが、寮行事委員会の皆さんや先生方、たいへんお世話になり、ありがとうございます。
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