カテゴリー別アーカイブ: 校長より(校長室)

【校長室】体育祭団結式でのあいさつ

教員生活41年めになりますが、初めての行事でした。各組の団長・副団長のあいさつは、とっても元気とユーモアにあふれていて、自主的に学校行事を運営していることに驚き、感心しました。
私の現役の中学高校時代には、中学校と高等学校がくっついていたので、縦割りの兄弟学級対抗の体育祭では、中学校1年生のころは、高校3年生のお兄さんが、とっても怖かった覚えがあります。
9月9日の本番まで、長丁場ですが、皆さんの健闘を祈っています。

以下、校長あいさつの概要
先ほどそれぞれの団長・副団長さんからあいさつがありましたが、私も40年教員をしてきましたが、体育祭の団結式という行事は初めてです。前任校ではありませんでした。
1年生の人は初めてでまだ様子がよく解らないと思います。本校の体育祭は、3年生から1年生まで学年を超え、団長・副団長さんの指示のもと、みんなで力を合わせて応援アーチ制作や、体育祭の一番のイベントとしての色組応援合戦に向けて練習を行うということで、そのためのキックオフがこの団結式だと、理解しました。
中にはこのような事が、あまり得意でなく、いやいや参加している人もいるとは思いますが、これらの活動を通して、リーダー性や自主性また協調性やチームワークといった、次の社会で求められる資質が身に付いていき、必ず皆さんのこれからの大きな財産になると思います。
みんなで心をつなぎ、みんなで力を合わせて、大きな感動を味わえる、素晴らしい体育祭になるように、頑張ってください。皆さんの健闘をお祈りします。

 

【校長室】33期生新入生歓迎会に参加して

吉備高原学園高等学校のウェブページをご覧いただきありがとうございます。

25日午後2時より、体育館において、「新入生歓迎会」が行われました。
寮生活は、本校教育の根幹となる特色です。規則正しい生活習慣を確立する絶好のチャンスです。身に付いた生活習慣は、一生の宝となります。本校の寮の良き伝統をしっかり引き継いで、寮生の仲間と共に、規則を守り、充実した寮生活を送ってほしいと願っています。
DSC_0709

 

 

 

 

本来なら寮行事として、寮の食堂で夜の時間に行われていたそうですが、新型コロナ感染症のために、この形になったそうです。早く本来の姿に戻ってほしいものです。

DSC_0520

 

 

 

以下は、校長あいさつ
皆さんこんにちは。1年生の皆さんは、親元を離れた3年間の高校生活がスタートして約2週間がたちました。今年度は13の府県から88名の新入生がここ吉備高原に集まりました。入寮以来、毎日の寮生活に加えて、町内散策や寮での避難訓練、吉備高原さんさん祭り、そして、国立吉備少年自然の家でのカレー作りと、新しい友達と触れ合う行事がありましたが、少しは吉備高原での生活にもなれましたか?
まだ緊張の中で生活している人もいると思いますが、個人差がありますので、ゆっくりと慣らしてくれればと思います。

さてイギリスには、パブリックスクールとよばれる、全寮制の男子私立学校があり、ウインチェスター校、イートン校、ハロー校、ラグビー校などが有名であり、有名校だけで40数校あります。教育目標は、リーダーとなるべき立派な紳士養成を目的とし、多くの生徒がケンブリッジ、オクスフォードなど名門大学に入学しています。最近は女子も入学できるパブリックスクールもあります。それをまねて日本に取り入れようとした人の一言
いわゆる一つ屋根の下で一つ釜の飯を食うことが、教育上、はたまた人間修行の上にどんなに意味深いものであるかを知っている。多数の人々と一つ釜の飯を食ってみると、他人もわかり自分自身もわかり、ひとづきあいというものがわかってくるはずである。

この歓迎会は、先輩達が1年生の皆さんへ、「頑張れよ」とこの日のために練習を積んで、準備してくれました。新入生は、その気持ちを理解し、しっかりと受け止めてあげてください。最後になりましたが、寮行事委員会の皆さんや先生方、たいへんお世話になり、ありがとうございます。
DSC_0489

【校長室】第32回吉備高原都市さんさん祭りに行きました

吉備高原学園高等学校のウェブページをご覧いただきありがとうございます。

第32回吉備高原都市さんさん祭りは、新型コロナウィルスの感染拡大のため、第29〜31回は3年連続開催中止となり、4年ぶりの開催となったそうで、吉備中央町へ今年から来た私は、本当にラッキーでした。

多くの生徒さんも来場していて、3年生も初めてのお祭り参加です。私は美術部の似顔絵コーナーで、書いていただきました。
ありがとうございました。
IMG_1471

【校長室】新入生オリエンテーションでの話

吉備高原学園高等学校のウェブページをご覧いただきありがとうございます。

今日は朝一で、新入生のオリエンテーションを実施しました。
多目的教室に集合し、みんなで次のような内容で研修を受けました。
オリエンテーション_吉岡

 

 

 

①吉備高原学園高等学校の歴史(スライドを用いて吉岡教頭)
②建学の理念や校訓などの説明(スライドを用いて吉岡教頭)

吉備高原学園高等学校で高校生活を送るにあたって大切なことです。新入生のみなさんには高校生活・寮生活に早く慣れて欲しいと思います。

以下、校長のあいさつの概要
オリエンテーション_難波

 

 

 

 

皆さんは、初めて親元を離れ、まだ緊張の中で、寂しかったり、辛かったりという状況でしょうか?
もう話ができるが人が作れましたか?

私も皆さんと同じこの学校では新入生です。だから昨年度までのことはわかりませんが、聞くところによると、2・3年生の先輩たちも、同じ状態でしたが、学校生活・寮生活をとおしてクラスメイト・ルームメイトと、信頼関係を創り、励まし合い、支え合って、色々な事を乗り越えて成長してきたそうです。皆さんも同じです。

皆さんの中にはかつて何かにつまずき、辛い思いを経験してきた人もいると思います。皆さんは、今までの自分を変え、未来に向かい成長しようと本校に入学してきました。
これは、パソコンの前で、オンライン授業のみで単位を修得し、人と全く接触せずに卒業をしていくような学校?に入学した人たちに比べて、賢明で勇気ある選択であり、敬意を表します。
これが皆さんの原点です。この原点を忘れないでいてください。

さて、皆さん今年73歳になる矢沢永吉氏を知ってますか?
今なお、アーチストとしてエネルギッシュにを意欲的にひた走っています。

でも、人生途中で、マネージャーの不正により35億という、とてつもない借金を背負い、さすがに、ギブアップし、自己破産の選択も考えましたが「なにくそ!」と、自力による返済の道を選び、長い年月をかけ返済されました。

彼の良さは、いかなる時も、逃げずに前を向いて明るいところ。
彼の言葉で、
「自分のケツは自分で拭け!」(はしたない言葉でスミマセン)
自分のケツを拭けない、自己責任を放棄している人、自分優先の狭い世界にしか入れることができない人が増えています。

それに周りのあとおし、奥さんも言葉で、
「逃げたってしょうがないでしょ?」
矢沢氏は
「俺、その言葉にすがったのよ」
そして矢沢氏はまたこうも言いました。
「俺ね、人生振り返って、ただのひとつも、俺に不必要なものは何もなかった、って」
つらかった時期のできごとも含めて、今の自分があるのであって、それらは決して不必要ではないということでしょう。

新しい賢明で勇気ある第一歩に、エールを送ります。

【校長室】令和5年度 入学式を終えて

吉備高原学園高等学校のウェブページをご覧いただきありがとうございます。

【校長室ブログ】校長式辞

 

 

 

 

 

吉備高原学園高等学校へきて、初めての入学式
モーニングを着たのも初めて!
式辞を読むのも初めて‼

どうにか終わってホッとしています。以下は、当日の式辞の内容です。「校歌」のことに触れましたが、式の最後に2・3年生と教職員で「校歌紹介」をしてくれ、ほんとにいい校歌だと感じました。

令和5年度入学式  式辞

明るい空気に満ちあふれ、あらゆる生き物の息吹が感じられ、この吉備高原の、毎年の桜も、いつのまにか見ごろを過ぎた季節となりました。
朝晩の肌寒さも少しずつやわらぎ、一雨ごとに、春の暖かさが増していく、この佳き日に、令和5年度、吉備高原学園高等学校第33回入学式を挙行できますことは、誠に喜ばしい限りでございます。厚くお礼を申しあげます。
ただいま入学を許可いたしました88名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。皆さんを心から歓迎いたします。
また、本日までお子様を、いつくしみ、共に歩んでこられました、ご家族の皆様方にも心からお祝い申しあげます。

この3年以上にわたる、新型コロナウィルス感染症の流行により、通常とは違う環境で、つらい日々を過ごされた方もおられることでしょう。苦難を乗り越えて本校への入学の日を、迎えられたことに対し、改めて心より敬意を表します。同時に、皆さんを支えてこられたご家族をはじめ、先生や周囲方々への感謝の気持ちを、忘れないでいただきたいと思います。
新型コロナウィルス感染の第8波は、少しずつ終息の兆しを見せ、国の感染対策も、この5月を機に大きく変わろうとしています。今回の入学式は、来賓のご招待を除き、ほぼコロナ前の形式で行うこととし、マスク着用も個人の判断にお任せすることにしました。ようやく皆さんの輝かしい、希望に満ち溢れた笑顔を拝見しながら、入学式を挙行し、ご家族の方々と共にお祝いできることを、大変うれしく思っている次第です。

本校はご承知のように、地元自治体をはじめ、地域や民間の協力を得て、岡山県が施設整備を行い、岡山県と民間とで構成する学校法人が運営する、全国初の『公私協力方式』の普通科高等学校として創立されました。本校の建学の理念は『全寮制による全人教育とコース制による個性尊重教育』により、『自主・創造・友情』の精神を養い『豊かでたくましく くじけない心』の育成を目指しています。
また、全寮制の本校では生徒と先生が寝食を共にし、互いに教え合い学び合い、共に協調して成長していく『教学相長』の場であり、これは吉備高原学園高等学校の心得として、本校での教育への思いが込められております。

これから親元を離れての寮生活は、いろいろ不安や心配もあると思います。寂しかったり、辛かったり、泣きたい時もあるでしょう。しかし皆さんは、自分自身の為に一歩を踏み出し、頑張ろと全国から同じ目的を持って、この吉備高原に集まりました。
皆さんは無限の可能性を持っています。その可能性を伸ばすも伸ばさないのも自分自身です。さあ、どの人にとっても、これからが始まりです。力強く歩みだしましょう。

さて、式次第では最後に「校歌紹介」が予定されています。
私も新入生の皆さんと同じ、この学校では一年生ですので、先輩の先生から、校歌について教えてもらいました。開校以来、今日まで32年間、歌い継がれてきた校歌は、現在の岡山県赤磐市出身の詩人 永瀬 清子(ながせ きよこ)先生が作詞、これまた岡山県岡山市出身で、作・編曲分野の第一線で活動され、映画、テレビ、ミュージカル、CM作品からオペラ、交響詩まで、幅広いジャンルの作品がある小六 禮次郎(ころく れいじろう)先生が作曲されたということです。

当時、小六氏は、TVの音楽、CMやドラマや映画の音楽、コンサートの音楽をいつ寝たのかわからないような状態でお仕事をされていたそうです。そんな小六氏に、本校の校歌の依頼が来たとき、「さて、どうしたものか」と座りなおし、日常とは違う、いつもと違う依頼が来たと思われました。音楽に優劣や隔てはなく、作曲依頼には違いないと思いながらも、CM音楽や放送音楽などは、すぐ消えてしまうものも多い感覚に対して、「校歌」は否応なく「何年も歌い続けてもらえる曲でなければならない」と考え、座りなおして、依頼を受けることを決心されました。

一方、作詞の永瀬氏は、新しい教育理念と素晴らしい構想が掲げられた学校の校歌の作詞に取り組まれ、苦心の作を小六氏に見せた時、小六氏は、「今の少年たちは古典的な言葉でものを考えてはいないので、彼らが詩として感動できるものが欲しいのです」とダメ出しを食らったそうです。
少しがっかりされたそうですが、「あなたの一番いい詩を書いてくださいよ。僕は僕の一番いい作曲をして生徒さんが喜んで歌えるようにしましょう」と励まされ、半年間悩んだ末の新しい作品を見せると、小六氏も大変喜び、肩の荷が下りたということです。本日の資料にも掲載され、ステージ右手に掲げられている歌詞には「人の出会いのすばらしさ、若き日の夢、そして若い人がやらなければならない何か」が書かれています。新型コロナウィルス感染症も収束してきたので、これからの学校行事では、たびたび歌う機会が増えてくると思います。そのたびに思い出していただければと思います。

終わりになりましたが、ご家族の皆様、お子様たちが新しい学校で自分の道を見つめ、自分の足で歩き始めようとする姿に感動を覚えていることと思います。今まさに、この時を大切にしたいと強く思います。教職員も皆、同じ気持ちでこの時を迎えています。
2022年4月の法改正で、3年後の卒業時には成人となり、様々なことに自らの責任が問われることに直面するようになります。選挙権のみならず、新成人としての責任を問われる、そんな大きな時代のうねりの中で、一人で人生を歩いていかねばならない人たちです。自分で考えるべきところは自分で考えさせ、するべきことはさせ、一つ一つ、大人への成長を願い、適宜、適切に、過干渉にならずに支えていただきたいと思います。

高校生活、寮生活では、体も心も大きく育つ時期です。子どもは「育てる」ではなく、「『育つ』を見守る、手伝う」に変えていきましょう。そこで、お子さんが困難を経験することを避けてはいけません。波風から守るのではなく、波風にさらされること、失敗を恐れずに進むこと。波風の体験の中から、自分を含めて人の弱さを知り、人を愛することを覚え、そして逆に逞しさを獲得していくのです。
本校の教育や様々なプログラムも、この精神に立っています。ご家族の皆様と学校と、二人三脚で進みたいと思います。お子様の生活や学校での様子に心配なことがあれば、遠慮なく担任にご相談いただければと思います。本校教育へのご理解とご協力の程をお願い申しあげ、本日のお祝いの言葉とさせていただきます。

令和5年4月11日

学校法人 吉備高原学園
吉備高原学園高等学校 校長 難波 徹洋

【校長室】新任式・始業式を終えて

吉備高原学園高等学校のウェブページをご覧いただきありがとうございます。

新任式では、私をも含めた6名の新しい教職員が紹介され、代表して松浦美和先生が、マイクをスタンドから握り外して、演台の前に出て「生徒の皆さん、これからよろしくお願いします。」とあいさつをされました。
松浦 美和先生の新任ごあいさつ

表彰式では、昨年度の皆勤賞および検定合格者に賞状を授与いたしました。

始業式では、私たち新しい教職員を迎えてくださり、令和5年度の始まりを告げ、以下の内容で、初めてのお話をいたしました。

始業式でのあいさつ

始業式でのあいさつ

 

 

 

 

 

 

「皆さんは、学校で直接指導いただく先生方だけではなく、事務の方、寮の管理員さん、食堂の方、家族の方、関わりのあるすべての人達からいつも温かく見守られています。
また皆さんが買い物に出かける、きびプラザのローソンの人や、その道中に合う町内の人達も皆さんを温かく見守ってくれています。是非あった時には元気よく挨拶をしてください。
そして、11日の入学式では88名の新1年生が不安と期待が入り混ざる中、親元を離れ入学してきす。
皆さんもその事を経験しているので、その気持ちは一番よく解ると思います。新入生を温かく迎え、見守り、そして声をかけて頂きたいと思います。
その一言で安心し、救われる人もいると思います。よろしくお願いします。入学式では,上級生が暖かく皆さんを迎えますので安心して学校生活・寮生活をがんばってください。というつもりです。
そういえばあるラジオ番組で、歌手の福山雅治さんが、コンサートを開く抱負を尋ねられて、こう答えていました。「コンサートに来てくれたお客が『福山はつまんねぇなー』と言いながら、会場から出て行く夢を見て、うなされることがしばしばあるそうです。だから、いつもコンサートには全力を尽くしています」と。こんな才能溢れるミュージシャンでも、緊張や不安と闘いながら、大変な努力をしているのだなと、強い印象を受けました。
私も、生徒の皆さんが『今度の校長の話はつまらんなー』と言いながら体育館から出て行くことがないよう、福山雅治さんに倣って「全力を尽くして」話すので、よろしくお願いいたします。」

【校長室】着任のあいさつ

DSC_0134(補正とダウンサイズ)

吉備高原学園高等学校のウェブページをご覧いただきありがとうございます。

このたび、令和5年4月1日に第8代校長として着任した、難波徹洋(なんば てつひろ)でございます。

平素は、本校の教育活動推進にご理解とご協力をいただきありがとうございます。

前任の諸藤校長と同じく、私も岡山市の岡山理科大学附属高等学校から来ました。

吉備高原の豊かな自然に囲まれた環境の中、温かい地域の方々のご支援とご協力により、生徒の皆さんが健やかに成長することができる素晴らしい学校であると聞いております。

吉備高原学園高校に寄せられる期待は大きいものがあります。このことを常に意識しつつ、皆様方のご期待に沿えるよう、学校を挙げて取り組んでいきたいと思います。どうかよろしくご指導くださいますよう、お願い申しあげます。

吉備高原学園高等学校
校  長       難 波  徹洋

諸藤定良 第7代校長退任のごあいさつ

保護者の皆様へ

謹啓
穏やかな春の日差しに包まれ、この吉備高原にも、春を待ちわびていた、こぶしやさくらが咲き誇る季節を迎えました。
平素は、本校の教育活動にご理解・ご支援ご協力を賜りまして、誠に有り難うございます。
また、新型コロナ感染症で大変な中、帰省・帰寮をはじめ、体育祭・文化祭・多くの学校行事等に、保護者の皆様にはご指導・ご協力を頂きました。この場をお借りしまして厚くお礼申し上げます。
 さてこの度、保護者の皆様に退任のご報告をすることになりました。
これまで校長として6年間、無事に勤められましたことは、本校を信頼して頂き、学校教育にご理解ご支援を賜りました保護者の皆様方のご協力があってのことと心より感謝申し上げます。
本校は建学の理念のもと、本校での学校生活を通して、これから先の未来につなぐため、『豊で逞しく挫けない心』や『夢や目標に向かい頑張る力』の育成に全力で取り組んでまいりました。
本校での6年間の生活は、この吉備高原で仲間と出会い、そして絆を築き、自分の夢や目標に向かい、次の社会に向けて、学年が進むごとに、階段を上がるように逞しく成長して行く生徒の皆さんの様子を目の当たりに見てきました。
この学校の力や素晴らしさを知り、学校に来て生徒達の笑顔に触れることが楽しみな日々を送らせて頂き、この吉備高原学園高校の一員でいられたことを誇りに思います。
後任の難波徹洋先生は、高等学校教育指導経験も豊富で、とても信頼と情の厚い先生です。
どうぞご安心ください。
長い間、本当に有り難うございました。
敬具

令和5年3月31日
吉備高原学園高等学校
第7代校長 諸藤 定良

(令和4年度初めに撮影)
IMG_5452-E1C

(令和4年度終業式にて撮影)
20230309一二年集合写真IMG_5275-E1C

諸藤 定良 第7代校長就任のごあいさつ

保護者の皆さまへ

謹啓
 陽春の候、保護者の皆さまにおかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げ
ます。
 平素は本校の教育活動に格別のご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
 さて、私は岡山理科大学附属高等学校に勤務しておりましたが、この度の異動により、
木畑廣伸校長の後任といたしまして、先日着任致しました。
本校の建学の理念を尊重し、一人一人の生徒を大切にしながら、地域や社会から信頼され
る学校を目指して、誠心誠意頑張って行く所存でございます。
前校長と同様にご支援・ご協力の程よろしくお願い申しあげます。

 平成3年に開校した本校は、この吉備の里で27年目の春を迎えております。
本校では『全寮制による全人教育と、コース制による個人尊重教育』を建学の理念として、
生徒と先生が生活をともにする寮生活を通じながら、まさに「心豊かな人間性を育む教育」
を目指しております。
さらに、一人一人が持つ能力を引き出し、将来に向かって自分の夢や目標を持ち、一日
一日を大切に頑張る力を養い、逞しく成長して巣立っていってくれることを念願してお
ります。
そのためには、本校での生活の基礎である寮生活が重要になります。
充実した寮生活を送るために、
 (1)挨拶の励行、  (2)清掃活動の励行、  (3)ルール・マナーの遵守  など、
一人一人が自覚を持ち、さらに「和」を大切にすることにより、気持ちよく生活できる環
境と、助け合える『つなぐ力』を培ってまいります。
本校での3年間で、明るくいきいきと活躍する「心身とも健康で逞しい若者」に育ってく
れることを念願しております。
 保護者の皆さまと学校との、より一層の連携を図ることはもちろん、地域や関係機関の
皆様のご理解とご協力もいただきながら『つなぐ力』を培い、『生きる力を育み、心を育
てる』教育目標の達成に向けて努力を尽くしますので、何卒、ご支援・ご協力の程よろし
くお願い申しあげます。
                              敬白 

平成29年4月吉日
吉備高原学園高等学校
校長 諸藤 定良

トップ
前列左から
 辻本法人事務局長,木畑第6代校長,諸藤第7代校長
後列左から
 金原教頭,陣内副校長,佐溝教頭,坂手教頭
(平成28年4月撮影)

木畑 廣伸 第6代校長退任のごあいさつ

保護者の皆様へ
Kibi log 校長室 since2012
謹啓
穏やかな春の日差しに包まれ、この吉備高原にも、春を待ちわびていた、こ
ぶしやさくらが咲き誇る季節を迎えました。
平素は、本校の教育活動にご理解・ご支援ご協力を賜りまして、誠に有り難
うございます。
また、帰省・帰寮をはじめ、体育祭・文化祭・多くの学校行事に、保護者の
皆様には大変お世話になりました。この場をお借りしましてお礼申し上げます。
さてこの度、保護者の皆様に異動による退任のご報告をすることになりました。
これまで校長として5年間、無事に勤められましたことは、本校を信頼して
頂き、学校教育にご理解ご支援を賜りました保護者の皆様方のご協力があって
のことと心より感謝申し上げます。
本校は建学の理念のもと、本校での学校生活を通して、これから先の未来につ
なぐため、『豊で逞しく挫けない心』や『夢や目標に向かい頑張る力』の育成
に全力で取り組んでまいりました。
本校での5年間の生活は、この吉備高原で仲間と出会い、そして絆を築き、自
分の夢や目標に向かい、次の社会に向けて、学年が進むごとに、階段を上がる
ように逞しく成長して行く生徒の皆さんの様子を目の当たりに見てきました。
この学校の力や素晴らしさを知り、学校に来て生徒達の笑顔に触れることが楽
しみな日々を送らせて頂き、この吉備高原学園高校の一員でいられたことを誇
りに思います。
後任の諸藤定良先生は、校長経験も豊富で、とても信頼と情の厚い先生です。
どうぞご安心ください。
長い間、有り難うございました。
                              敬具

平成29年3月31日
吉備高原学園高等学校
前校長 木 畑 廣 伸

木畑廣伸第6代校長退任 木畑廣伸第6代校長退任
退任にあたり,校歌の一節が刻まれた贈り物を受け取り,この原木の由来を語る。
(平成29年3月31日撮影)

木畑校長と1・2年生
木畑校長と1・2年生(平成29年3月3日終業式後撮影)